⑧売上を伸ばすためにやること

1.開業後にまずはこれをやろう

1.開業後にまずはこれをやろう


 またまた書類とうんざりしてしまうかもしれませんが、開業届というものを開業後1ヶ月以内に税務署に提出しなければなりません。

 納税地の税務署に対して届けを行います。
 内容は本人や店舗についての情報が中心になりますので、難しく考える必要はありません。所定の用紙を用意し、必要事項を淡々と記入していきましょう。

 そして同時に、青色申告承認申請書というものを提出することを忘れないようにしましょう。
 これを提出することにより、税金の控除金額の増加や、納付税額の減少が期待できます。白色申告に比べて、青色申告にすることで65万円を減税させることができますので絶対忘れないようにしましょう。
 また経費の購入金額についての利点もあるので、詳しく調べておきましょう。


2.お客さんを集めたい!


2.お客さんを集めたい!

 実は、集客はオープン前から準備しておくことが大切です。以下に具体的な方法を記載してみましたので、参考にしてみてください。

  • ホットペッパービューティー
  • SNSでの宣伝
  • ホームページの作成
  • ポストチラシ
  • Googleマイビジネス

ホットペッパービューティー

 働く20代〜30代をメインターゲットにした知名度の高いサイトです。
 アプリもあり手軽に検索することができ、使い勝手も簡単なため、まずはここから検索をするという人も多いでしょう。
 このサイトでは、メニューからの検索はもちろん、サロンの特徴や雰囲気、価格、悩みから検索する方法まで豊富に調べることができるため、自分の店舗の特徴は何か、何が強みなのか、どんな悩みを解決してお客さんを喜ばせることができるのかを深く考えることが大切です。

 他の店舗にはない特徴をうまく訴求することができれば、根強い固定客を獲得することに繋がるでしょう。

SNSでの宣伝

 最近では、Instagramに掲載されているお洒落な髪型のモデルを見て、こんな風になりたいと願って来店するケースが増えているようです。
 またその場合、店を選ぶだけでなく、直接美容師を選ぶことになるため、より信頼のある繋がりを獲得することができます。
 開業前からでも、以前の実績などを写真付きでアピールすることにより、興味を持ってくれるお客さんを惹きつけることができるでしょう。

ホームページの作成

 ホームページを作成することにより、美容院の雰囲気や理念などをうまく訴求することができます。長い文章を読んでもらうためには、読者が知らないような豆知識や、家でできるヘアケアなどを掲載することで信頼感を得ることに繋がるでしょう。

ポストチラシ

 ポストチラシはターゲットが40代以上など若者向けではない際には有効です。ターゲットによっては使用してみるのもひとつの手段だと考えておきましょう。

Googleマイビジネス

 Googleマイビジネスに登録することで、Google検索やGoogle マップの検索時に、店舗情報を表示してくれます。
 Google マップなどで周辺にある美容院を検索した際にヒットするので、家の近くにあったり、まさに今どうしても美容院に行きたいと思ったりしている人が探し出すことを手助けしてくれるでしょう。
 しかし、現代では地図から美容院を探すことよりも、ウェブ上やアプリで美容院を探し出してから地図を使って向かうことが多いと考えられます。


3.リピーターを増やそう


 美容院の利益が逓減傾向にあるのは、再来店率の低下によるものが大きいと多くの美容院が考えています。それでは、固定客を獲得するためには何が必要なのでしょうか?

 美容院はただ髪を切ってもらうことだけではなく、店に入店してから帰るまで、あるいはその日以降の生活にまで続く体験に付加価値があるかどうかを重要視されています。

3.リピーターを増やそう

 髪型の仕上がりももちろん重要ですが

  • 店の居心地や
  • スタッフとの会話
  • 料金
  • 帰宅後の髪の状態
  • その後の生活に施術後の髪がどんな良い影響をもたらしてくれたのか

など、お客さんが店を評価するポイントは実に多岐に渡ります。

 毎日通うような場所ではないからこそ、できるだけ持続的に良い印象を持ってもらうことがとても大切なのです。

 例えば、髪の質を高めてもらうために、自宅でできる簡単な習慣を試してもらうことに成功すれば、お客さんの努力であるのに店に対する満足度が高まり、また行こうと思わせることができたりするのです。

 また最近では、その美容院だから通うのではなく、施術してもらいたい美容師がいるから通う、という人も多いと思います。

 より個人と個人との信頼感や結びつきを大切にする傾向が高まっていると考えられます。

 その点、SNSで継続的に発信することは、何度もお客さんの目に触れることになるため、単純接触効果によって知れずと信頼感を高めてもらうことに繋がったりします。

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